


吉野・高野・熊野三山の中心に位置する秘境天川村。
天険の峰々に囲まれ清冽な水に恵まれた隠れ里・天川は、古くから修験道の聖地とされています。
大峯山系に源を発した天の川は、南に下り十津川となり、さらに南下して熊野川と名前を変え、熊野灘に注ぎます。
昔、熊野灘の鮭は塩を打たれ、熊野川の源流・天ノ川へと北上して天川村へと運ばれました。

後醍醐天皇が都を逃れて吉野に南朝を興し、後村上天皇の代には天川に至り、以後四代の天皇、57年の間、天川の村人が守護したことから、南朝の里としても知られています。
後醍醐帝から下ること三代、後亀山天皇の皇孫空因親王は、天川の里の人々から献納された鯖すしをことのほかご賞味され、臣下に分け与えようと親王自ら柿の葉をお採りになり、それに鯖すしをのせて下賜されたことが、柿の葉すしの起こりとされています。
以来、祝いの幸として、その枯淡風雅な味わいが親しまれて参りました。

当社では、この伝統を受け継ぎ、吟味された上質な素材に、工夫をこらした加工技術によって生まれた天川特産品を「柿の葉すし」と名付けました。
自然な香り、風味豊かな村里の味を、皆様にお届けしています。